第54回定期演奏会

~ドイツ語文化圏Vol. 2 :ドイツの劇場~

コンサート前半では、1912 年に初演された伝統的なキャバレー文化の影響を色濃く反映した涜神的ともとれる表現主義作品であるシェーンベルク『月に憑かれたピエロ』を、また後半ではそれに遅れること16 年の後、1918 年に初演された大衆演劇の形を取りながら挑発的なメッセージの刃をちらつかせるブレヒト/ ワイルの『三文オペラ』を器楽編曲と清水紘治さんの朗読によって上演する。後半ではドイツ語だけでなくフランス語、英語をも含むワイル・ナンバーをルチアーノ・ベリオの粋な室内楽編曲で演奏する。

佐藤紀雄

2015年10月3日(土)
15:30開場、16:00開演
東京オペラシティ・リサイタルホール

 

【前売】

一般:3,000円
大学生:2,000円
高校生以下:1,000円

【当日】

一般:3,500円
大学生:2,500円
高校生以下:1,500円
*就学前のお子様の同伴・ご来場はご遠慮下さい。
*当日は全券種500円増しとなります。
前売りでのご購入・ご予約をお薦めいたします。

 

【チケット取り扱い】
 東京オペラシティ・チケットセンター Tel:03-5353-9999

【お問い合わせ・ご予約】
 キーノート Tel:0422-44-1165

 

チラシ
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アンサンブル・ノマド 第54回定期演奏会チラシ
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<プログラム>
A.シェーンベルク:月に憑かれたピエロ(1912)【映像付】
Arnold Schönberg:Pierrot lunaire

K. ワイル:小さな三文音楽(1928)【朗読付】
Kurt Weill:Kleine Dreigroshenmusik

K. ワイル(L. ベリオ編):『三文オペラ』より"性の奴隷のバラード"(1972)
Kurt Weill (arr. L.Berio):Song of Sexual Slavery from The Threepenny Opera

K. ワイル(L. ベリオ編):『ハッピー・エンド』より"スラバヤ・ジョニー"(1972)
Kurt Weill (arr. L.Berio):Surabaya Johnny from Happy End

K. ワイル(L. ベリオ編):『マリー・ギャラン』より"大怪物リュスチュクリュ"(1972)
Kurt Weill (arr. L.Berio):Le Grand Lustucru from Marie Galante

K. ワイル:あんたなんか愛してないわ(1934)
Kurt Weill:Je ne t'aime pas

<出演者>
木ノ脇道元(fl) 菊地秀夫(cl) 花田和加子(vn)
甲斐史子(va) 佐藤洋嗣(cb) 中川賢一(pf)
宮本典子(perc)佐藤紀雄(cond)
<ゲスト>
エカテリーナ・レヴェンタール(mezzo) 清水綋治(actor)
大鹿由希(vn) 松本卓以(vc) 大田智美(acc)
鈴木広志(sax) 佐藤秀徳(tp) 今込 治(trb)
伊藤めぐみ(cl) クリス・コルメス(video)

主催:アンサンブル・ノマド