第50回定期演奏会

~再生へVol.1 : 第50回記念演奏会~

 2014年度の3回の定期演奏会は『再生へ』と題し、多くの悲しみを抱えつつ、生活再建の努力を続けていらっしゃる東北の皆さんを応援したいと思っています。
ちょうど50回記念となる今回は、初期に演奏したファーニホウ、シュトックハウゼンのソロ曲、ノマドならではのスタイルによるケージ、定期初登場のバスケスとサン=サーンスと変化に富んだ内容で行います。

佐藤紀雄

2014年5月31日(土)
15:30開場、16:00開演
東京オペラシティ・リサイタルホール

 

【前売】

一般:3,000円
大学生:2,000円
高校生以下:1,000円

【当日】

一般:3,500円
大学生:2,500円
高校生以下:1,500円
*就学前のお子様の同伴・ご来場はご遠慮下さい。
*当日は全券種500円増しとなります。
前売りでのご購入・ご予約をお薦めいたします。

 

【チケット取り扱い】
 東京オペラシティ・チケットセンター Tel:03-5353-9999

【お問い合わせ・ご予約】
 キーノート Tel:0422-44-1165

チラシ
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アンサンブル・ノマド 第50回定期演奏会チラシ
NOMAD_50.pdf
PDFファイル 1.9 MB

<プログラム>
ブライアン・ファーニホウ:ユニティー・カプセル(1975-1976)
Brian Ferneyhough: Unity Capsule

ジョン・ケージ:居間の音楽(1940)
John Cage: Living Room Music

カールハインツ・シュトックハウゼン:ちいさな道化師(1975)
Karlheinz Stockhausen: Der kleine Harlekin

スティーブ・ライヒ:ナゴヤ・マリンバ(1994)
Steve Reich: Nagoya Marimbas

エベルト・ヴァスケス:ヴァニタス(2009-2010)
Hebert Vazquez: Vanitas

サン=サーンス:動物の謝肉祭(1886)
 Charles Camille Saint-Saens: Le carnaval des animaux

 

聴きどころ

 今回のプログラムの聴きどころをご紹介します。当日の演奏にも乞うご期待!

 

ファーニホウ:ユニティ・カプセル
 今もって、初演から約40年を経たこの曲を超えるフルートの難曲は現れていない。
「最大で13の出来事が同時に起こっている」フルート・ソロで?木ノ脇の再挑戦に注目しましょう。


ケージ:居間の音楽
 演劇、ラップ、ダンス、打楽器アンサンブルの要素をふんだんに取り入れた、みどころ満載のこの曲がつくられたのは、何と今から74年前!
破格な天才ケージここにあり。


シュトックハウゼン:小さな道化師
「ダンスとは、人間が体のあらゆる部分を使ってできる音楽的なこと、すべてだ。」
クラリネット奏者菊地秀夫は演奏とダンスを同時に行い、音と空間のボリフォニーをかたちづくる超人的パフォーマンスを披露します。

 

<出演者>
木ノ脇道元(fl) 菊地秀夫(Cl) 野口千代光・花田和加子(vn)
甲斐史子(va) 佐藤洋嗣(cb) 中川賢一・稲垣 聡(pf) 
宮本典子・加藤訓子(perc) 佐藤紀雄(gt/cond)
<ゲスト>
松本卓以(Vc)

主催:アンサンブル・ノマド